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作中の『カミサマ』とは、Articolato Rosatraum Waentbryda Sterwilfin White Mithra Oblige Saccade のプレイヤーのこと。  
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台詞のみ小ネタ。



「イゼル」
「いーぜーる」
「いーぜーる-!何フリーズしてるのー!」
「いぜう!でこぴんすっぞ(`・ω・´)」

「ど、どうするかね。彼女、イゼルが動くまで動かなさそうだが」
「もう置いてかない?リンクパールあるし気付いたら追ってくるわ」
「……やれやれ、甘ったれなやつめ」

アンフェル、心折れたイゼルにつきっきりの巻。



「……食材持ち込むんだったわ」
「君が色々持ち込んだら、君の独断場になってしまうではないか」
「まあ、イゼルのシチューは美味しかったですけど。新鮮だったし」

「御前達は料理はしないのか」
「するんだけど、何時も3人だとアルトちゃんが全部やっちゃうから」
「意外と自己主張するんだねアルトも」
「あ、アルフィノ様。これは適材適所というやつですわ?それにウェントにやらせたら……」

「ワイルドだったのー、そういえば」
「み、皆まで言うな……」


ウェントちゃんは手の凝った料理は苦手。


「まさかドラゴンさんに乗って空を飛ぶ日がくるなんて……」
「アンフェルの懐柔の手際には恐れ入るわ」
「アルトのそのアーリマンの訓練も大変だったろうに」
「一応はそれなりに名も力もある妖異ですから、それよりウェントはグリフォンを捕らえて飼い慣らしたんでしょう?」
「クァールといい、流石狩人だよね……わたしには無理なのー」
「こんなに聞き分けの良い大人のグリフォンなんて普通いないよ。運が良かったのさ」


フライングマウント三種三様。
アーリマンは願望です。


「代理闘士……」
「代理と言うからには、請け負えるのは一人だろう。誰が行く?」
「……代理闘士かあ」

「ならパーティーリーダーとして私が」
「望まないのであれば剣の心得もあるから私が行こう」
「わ、わたし行くよ。わたしだってやるときはやるもの」

「か、被ったのだわ……」
「むう、結局誰が行く……?」
「ど、どうしよ……?」

きみたち。
駝鳥倶楽部はよすんだ。
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ラベンダーベッドの、ReCの仮宿。新しく設置された星飾りのシャンデリアの明かりの下、艶やかな木の色を見せる円形のテーブルの上で、思い思いに座り込む四人。

近くに配置されたキャノピーベッドが座り心地が良いからと、その上に座るアルティコレートとそのパートナーモアナ。
本人は罠にかかった、との事でハイランダーに実質縮んだ姿が落ち着かないのか片膝立ちのままのウェントブリダ。
テーブルの上のチョコレートケーキを取り合う自らのエギと、小さなミドガルズオルムの幻体を宥める女の子座りのアンフェルツィート。


四人は今回、パーティを組んで『光の戦士』としての仕事をこなしていた。旅の末、ひとつの結末を迎え、成果は大きかったものの、空気は重い。


「そういえば、そもそもウェントちゃんも“ブリダ”って付いてるよね?」
「ああ、ゼーウォルフには意味のある名を付ける習慣がある。女児に付ける単語のひとつだ」
「花嫁、だったかしら」
「ウェントブリダは、風の花嫁。ムーンブリダは……」


如何に英雄と祭り上げられようが、四人とも年端のいかない女の子に過ぎない。特に、暁に同族の女が入ってきたとはしゃいでいたルガディン二人にとってはダメージのでかいものだった。


「花嫁姿、見たかったものだがね……」
「まだ言うかい、お前。気持ちは分かるが」
「あれをバカップルと言わずしてどうするというのだね、それが……」


それが。
恐らく、彼女は受け止める為に敢えて言葉にしようとしたのだろう、だがそれが、続かない。



















『光の戦士』
超える力を持ち、更に光の加護を持つエオルゼアの英雄のことだ。
だが、実際は一人を指すのでもない。
ひとつの存在が引き合わせた、アルト、ウェント、アンフェルの三名は、これまでも光の戦士としての数々の行いを共にこなしてきた。
時にばらばらに動く事もあるし、誰かを誰かが止めるといった事もないわけではない。しかし、大きく事が動く時は、必ず3人揃って壁に挑んできた。

其処に、いまはもうひとり。
新しい仲間がいる。

「ウェント、アンフェル。既に知ってはいると思うけれども……改めて、紹介するわ」


エターナルバンド、と呼ばれる誓約の儀式が先日復刻された。永久の誓いを指輪に刻むものであるが、その誓いのかたちは人によって違う。
ReCのマスターも担うアンフェルは、ReCの新たなメンバーの一人に誓いの腕輪を預け彼女とReCを守ることを誓うつもりでいる。
そして、学者のエレゼンの彼女は……女の顔で、私達によく知った顔を引き合わせた

「わたくしの旦那様、モアナちゃんよ」


紹介されたのは、ゼーウォルフの女性であった。燃えるような紅い髪が、緑がかった肌色に映える。何らおかしいことはない。元々、彼女、アルティコレートは女好きであったのだ。しかし、本当にエターナルバンド迄結び、一生の供と呼ぶようになるのは少々意外なものであったが。

そんな事もあり、私達のパーティに、モンクであるモアナが混ざるようになり。
一連の依頼は、四人での最初の冒険であった。










「ミドガルズオルム……」
「伝承には聞いていたからね……戦えるか?興味があるんだ」
「超える力でみたあれだよね?」
「ああ、そうだな。戦艦をもってして相打たざるを得なかった相手だ、正面から戦うような事が無ければ良いのだが」

女騎士達の依頼に応じて、私達は黙約の塔と呼ばれる場に立っている。
基本的に、ドラゴン族は人間を敵視している。其れは、幻龍ミドガルズオルムでも変わらないはずだ。しかし、彼の龍の最後は、彼ら一族が争っている筈のエオルゼアの民の敵……帝国人の機械船、アグリアスとの相討ちであった。
その相討ちが、帝国の侵略妨害にかなりの功績を出したのは……恐らく間違いないだろう。
塔を上りながら、私は、彼と直接滅ぼしあうような事はないのではないかと、理由のない確信を抱き始めていた。



私がナイトとして先陣をきる。敵の殆どは意外にも怪鳥と帝国兵ばかりであった。私に敵視を向けた敵を、モンクのモアナが的確に一匹、或いは一人ずつ沈めていく。敵が複数いても、その体力を召喚師であるアンフェルのもたらす毒が蝕む。
勿論、無傷ですむという訳ではない。だが、与えられる傷は学者のアルトとその妖精の癒しによって塞がれていた。
燃える青燐タンクに髪の毛の先を燃やされアルトが半泣きになるのを聞きながら怪鳥の長を倒し、その次では火の海に惑いながらも帝国の浮遊機械を倒し……

「塔というよりは、これ……竜の体の上を歩いているかのようね」
「柱のような物体に、龍が巻きついているといった感じの方が近いの」

それもそうだろう、恐らくこの塔はアグリアスの一部とそれに巻きつくミドガルズオルムで構成されている。
死してもなお、アグリアスを再起させるつもりはない……ということか。
その執念に内心恐れ入りながらも、その塔を上りきった。

円形の空間に、形崩れのしていない、ミドガルズオルムの頭部が覗く。
腐敗のない龍の躯が二つあることに私達は目を合わせ、頷き、私は武器を抜く……

「ただでは済まないようだよ、気をつけな」

一歩踏み出すそのところに――声が響いた。
書きたかったけど前後の無さすぎる小ネタ集。

*************************


『カミサマ』がいる間が別に私達の冒険の全てではない。だから、たまにはこんなこともある。




「何しーてるーのー?」
「いや、まあ……流石に暇でな……」
「変なのーするとー、おこーる、よー?」
「得物がないから抵抗は出来ぬよ」


それーもそーだなー。
間延びした見張りの声、苦笑いを返すしかない。見張られているのは他ならぬ私である。

場所は定かではないが、コボルト族達の基地とみて間違いないだろう。クァールと別行動で新しい形状の弓のテストも兼ねて狩りを行っていたのだが……

視野外から投げ付けられた煙玉の煙をまともに吸い込んだ結果がこれである。幸い、武器は取られたがそのなかにレリック等の希少品はない。防具も知人手製の狩衣だからか私が件の冒険者であることにも気付かれていないようだ。


「それでー、なーにしてるーの?」
「木工細工、というべきかな。実用性の無い飾りだが作るのは意外と楽しいものでね」


不思議と、命の危険は抱かなかった。タイタンのテンパード、という話はあまり聞いたことがないが殺す意思が無いことは見てとれるからである。


それに……

低く、力強い唸り声が響く。
その声が怒気を含んでいるように感じて、私は少しばかり嬉しくなった。弓が作り直しなのは勿体無いが、命に代えられるものではない。にわかに騒がしくなる様相を耳で聞きながら、私は声をあげた。



「此処だ、クァール!」

悪いが、武器は弓だけではないのだよ。






*************************

「パーティ結成完了、と……お?」


同じ目的の冒険者を集め、半自動でパーティを組む。相手が見付かった事を示すアナウンスに応じて私は目的地へとテレポした。
その私が最初に見たものは……


「よろしく?」
「宜しくね」
「宜しくお願いしまっす!」


見上げる三組の瞳。
なんとまあ、組んだ仲間がまさかの全員ララフェルではないか。

「あ、ああ……宜しく頼む」


まるで緊張など無かったかのように感じ、少し気が抜ける私であった。


*************************

朝の人気の少ないリムサのエーテライト・プラザ。其処にテレポの余韻も程々に、奥の坂をかけ上がる影ひとつ。その影に寄り添う光ひとつ。


(まっず、今日は御指名あるのにこのたいたらく……!)


焼きたてのパンを口にくわえて、片手で支えてもぞもぞしながらもう片手は帽子を支え、金髪を風に任せたまま。
普段リムサには余り数の見られないしなやかな長身を持つエレゼンの女性の姿を、地元のルガディン達は不思議そうに見送った。



「マスター、おはよう御座いますわっ!」
「よう、やっと来たかこのお寝坊学者。序でに未だアーティファクトのまんまで視線集めてたぞ?」
「げぇっ……今着替えますっ!?」
未だ開店前のビスマルク。
そのギルドマスターと一人のエレゼンのギルド員の割と何時ものやり取り。紺の料理師衣装に着替える彼女を、仲間達は微笑ましく見つめていた。
彼女が料理人として雲の上になろうが、冒険者として英雄になろうが、変わらない。何時ものやり取り。
冒険の日、というのは15日程に一度訪れる、4日間位の時である。
日の巡りはとてもはやく、されど私達は成長を止められたかのように穏やかで、本当に今日という一日を過ごしたのかすら疑う時もある。
私達が大きな旅に出掛ける時は、何となく自分達で分かるのだ。
何かが自らの中に降りてくるような、神降ろしを我が身にされているような。
そんな感覚を得、それに従うようになったのはいつの事か。
ルガディン族の伝統的な傭兵として流れるままにその身を任せていた私。天職ではないと思いながら、拳を握っていた頃。
ウルダハへの旅路だったか、私は初めてそれを感じた。
流転のままに生きてきた自分を、外ではなく内なる何かが動かそうとする衝動。身を任せるのが怖くなかったと言えば、やはり嘘になる。
しかし、少しの後に私はそれに抵抗する事を止めていた。勿論、抵抗のしようがなかったというのもあるのだが。
それに従っていると次々と依頼が駆け込み、私に訳知り顔で接してくる者が現れ、友が増え、金も力も入る事に気が付いたからだ。
私がそれに導かれるようになってから、私はいつの間にか4つのリンクパールを手に入れていた。1つは滅多に使われる事はないが、今も私を数多の友と繋いでいる。
今日はブロンズレイクに、二人で宿を取っていた。暖かい温泉と、スパイスの入ったワインと、美味しい海鮮料理が待っている。ブロンズレイクは間違いなく良いところであると同行者は力説する(とはいえ、彼女はワインは飲めず、何時もちびちびと果実酒をのむ)
砂漠育ちの私には水資源の豊富なこのリムサ・ロミンサの一地方は新鮮なもので。確かに私からしても満足の行く休養地だ。
「ほら、起きろ。アルティ」
「……ん、にゃ、ふ……もう少しだけ」
同行者――アルティコレートという、エレゼンである――は、そんなブロンズレイクをホームとし活動している腕利きの学者である。
腕はいい。間違いなく頼もしい。が、彼女もまた私と同類で、彼女に至っては、神降ろしをされていない彼女は、非常にのんびりとした人間であった。
もう暫しの眠りを彼女は訴える。
が、私は一蹴するように苦笑いした。
「神降ろしが、もう少しを待ってくれたことがあるか」
「うー……」
私に不満を訴えられても困る。
困ったように、参ったかのように、声を漏らした彼女が、ぴたりと動きを止めていた事に気が付いた。
「……おはよう、ウェントブリダ。起こしてくれて有難う」
「っ、あぁ」
上体を起こし微笑んだ彼女に、睡眠と怠惰を求める姿は一切見受けられなかった。
恐らく既に、私達を突き動かす、『神』は彼女に降りたのだろう。
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虚向風音
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